見落とされがちだけど重要!LDKの間取りとウッドデッキの関係性

戸建て住宅を購入する楽しみの一つはガーデニングや庭の活用です。リビングから庭を眺めて癒されたり、リビングと庭の間にデッキを作ったり。

その夢を形にするためには、どのようなことに注意したら良いでしょうか?

戸建て住宅の楽しみである庭の活用に関わる、住宅と庭を繋ぐ「ウッドデッキとLDKとの関係性」を考えてみましょう。

リビングから庭へのウッドデッキの役割

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リビングの床とウッドデッキの高さ

リビングは基礎の高さや床材により、地面から50cm程の高さになるため、何も設置しない場合には、リビングから庭への出入りに不便さを感じます。

※階段1段の高さは15~20cm

ウッドデッキを設置する目的

リビングから庭への出入りをしやすくし、使い勝手をより良くするためにウッドデッキを設置することで庭の活用頻度も増えていきますが、ウッドデッキを設置する目的が出入りのためだけなのか、それともリビングの延長で癒し空間として利用するのかによって、ウッドデッキの高さを決めます。

出入り目的としたデッキ

主に出入り目的なのであれば、外用の履物に履き替え、そのまま降りていくだけですので、窓の桟の下に仕上げ、出入りしやすい高さにします。

リビングから5cm程度下がったところにデッキの面があるようなイメージです。
※ウッドデッキ+ステップ1段程度は必要になります。

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癒し空間を目的としたデッキ

リビングの延長で癒し空間として利用をするのであれば、リビングの床面とほぼ同じ高さに仕上げることにより、リビングからウッドデッキまでがフラットになるので、床面の繋がりが出来ることで広々と感じ、使い勝手もより良くなります。

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※窓の作りなどによっては、室内に雨が入らないよう設置に注意が必要です。

視覚効果でリビングを より広く、より美しく

敷地や間取りの関係で、幅が狭く奥行きが広いリビングや、奥行きが狭く幅広いリビングになった場合、デッキの視覚効果を利用して実際よりも少し広く見せる効果が期待出来ます。

色の効果と一体感

床材の仕上げにもよりますが、まずは色合いや色の濃さを合わせると良いでしょう。

あまりにも違う色にしてしまうと室内と屋外との色合いに差が出てしまい、それぞれが分断され繋がりがないように見えるために、視覚効果は薄れてしまいます。

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板の張り方による視覚効果

奥行きの狭いリビングの場合、建物から垂直に張ることにより板の縦のラインが視野に入り、視線がウッドデッキまで誘導され、奥行きがあるような視覚効果が生まれます。

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※但し、デッキの間口や奥行きなどのサイズによっては割高になる場合があります。

建物から視線を送りたい方向が斜めの場合にも、そちらの方に向かって板を張ることにより、庭のポイントや樹木、季節感のある寄せ植えなど見せたいものに視線を誘導することが出来ます。

リビングからの眺めは癒し空間には重要です。リビングからの庭の見え方をよく考えた上で、ウッドデッキの設置方法や素材、色などを決めましょう。

キッチン&ダイニングとウッドデッキの活用

キッチンで料理をし、ダイニングで食事をします。ウッドデッキをキッチンやダイニングに隣接することで、生活にゆとりが生まれます。

身近にキッチンガーデンを

プランターで出来る簡単な野菜やハーブを栽培すると、キッチンガーデンが身近になります。

庭で野菜やハーブを育てる場合、キッチンから庭までの動線や環境、広さによっては本格的な土づくりなどが必要になり、思った以上に手間もかかり、簡単には使いづらくなり、断念することがあります。

そこでキッチンやダイニングにウッドデッキをつなげ、スリッパのまま手軽に収穫出来るよう、身近に栽培することで簡単に料理に使うことが出来るようになります。

※但し、日当たりは植物の育ち方に関わりますので、しっかりと確認しておきましょう。

気分を変えてテラスで食事を

少し広めにウッドデッキを設置出来るならば、天気の良い日にはウッドデッキで朝食やカフェタイムを過ごすことも出来ます。来客時にはダイニングとデッキを併せて利用し、パーティーなどいかがでしょうか。

ウッドデッキの利用方法をイメージした上で開口(窓)の大きさなどをしっかりと考え、ウッドデッキの広さを決めます。

キッチンやダイニングとの位置関係や狭いウッドデッキは使い勝手や頻度に影響しますので、ご自分の理想に合わせて計画しましょう。

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デッキは無限の広場

ウッドデッキはご自分や家族の目的、生活環境、趣味などあらゆることに利用出来るスペースになります。

見えることの大切さ

リビングやキッチン、ダイニングをコの字型やL字型に計画し、ウッドデッキを通って迂回できるようにすれば、ウッドデッキの利便性は格段に上がります。

また、開口を設置することで風も感じ、ウッドデッキを通して部屋が見え、安心と開放感を感じることが出来ます。

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プライベート空間を増やして

近隣から見えない場所に位置する場合や、見えないようにウッドデッキを設置すれば、人目を気にせず利用出来るリビングになり、ダイニングになり、キッチンガーデンになります。

それだけでなく、洗濯物を畳みながら子供を見守り、料理を作りながら子供と遊ぶことが出来ます。

また、趣味のゴルフクラブをメンテナンスしたり、ソファーに座ってゆっくりと本を読みながらうたた寝したり、風を感じてヨガなどもできるでしょう。

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最後に注意が必要なのは、ウッドデッキはメンテナンスが必要であることです。メンテナンスをしなければすぐに色が褪せ、板が曲がることがあります。

日当たりや環境などにもよりますが、長く家族で使うために、1年に1度は家族でメンテナンスをしたり、木の種類にもいくつかあるので比較的強いアイアンウッドを使用したり、木以外の素材を検討するのも良いかもしれません。

但し日が当たって熱くなる場合もあるので、日除けの設置を検討するのも良いでしょう。それぞれの素材のメリット・デメリットをよく確認し、検討した上で決定しましょう。