土地も決まって、ようやく楽しみだった建物の打ち合わせに入っているけど、なかなか間取りが決まらないという方も多いのではないでしょうか?
自分の土地にあった最適な間取りを考えるのは難しいですよね。しかも一生ものですから、なかなか決められないのも当然です。
この記事では間取りで悩む方のヒントになる様な、たくさんの間取りを公開しているサイトをご紹介します。このサイトを見て是非理想の間取りを考えて見てください。
間取り図一覧を見る際のポイント
間取りを見る前に、まずは自分たちの土地・またはこれから購入を検討している土地の形状を考えた上でチェックする様にしてください。
たくさんある間取り集でも、おそらく敷地にあった間取りは1~2割程度だと思います。ここではどの様に間取り図を見ればいいのかを解説します。
あなたの敷地の道路と玄関の位置はどっち?
まずあなたの敷地の道路はどちら側でしょうか?道路が南側にあるのに北側に玄関がある間取りは一般的にはありません。例えば以下の手書きの間取りを見てください。
この間取りの場合は南側が道路になっており、玄関も南側になっています。基本的に道路側に近いところを玄関とする事が多いので、まずは自分の敷地の道路がどちら側にあるのかを確認しましょう。東側道路なら東玄関、西側道路なら西側玄関の間取りを見てみましょう。
あなたの敷地の奥行きと間口はどれくらい?
次に敷地の幅と奥行きを確認しましょう。敷地をはみ出してしまう様な間取りを見ていてもあまり意味がありません。しっかり自分たちの敷地内に収まる間取りを見ましょう。例えば以下の手書き図面を見てください。
敷地の幅が12.3m、奥行きが8.6mになっています。ここで「じゃあ幅が12mの間取りを見よう!」となってはいけませんよ。敷地境界線からは60cm~1mくらい離して建物を作ります。建物の周りに人が通れる様にして、しっかりとメンテナンスや点検ができる様にする為です。
ちなみに50cm以下にすると民法で法律違反になってしまいますので注意が必要です。
今回の敷地の場合、建物の幅は10m程度(両側1mづつ空ける)、奥行きは6m程度(両側1mづつ空ける)が最大の建てられる範囲としましょう。間取り図もそれに合った物を確認する様にしてください。
オススメの間取り公開サイト4選!
さて、間取り図の確認の仕方がわかったところで早速間取り集を確認して、自分の敷地にあった間取りを探して見ましょう。
①ミサワホーム「当たり前の間取り集」
サイト:https://www.misawa.co.jp/madori/
こちらはミサワホームが出している500の間取り集になります。タイトルにもある様に、個性的な間取りよりも、まずは最低限快適に過ごせる「一般的な間取り」に視点を当てています。初めて家づくりをする人はまず基本を押さえる事が大切です。この間取り集を見てしっかり基本を押さえた間取りを考えて見ましょう。
②住友林業「間取りシュミレーション1000」
サイト:https://sfc.jp/ie/lineup/fs/sim/
こちらのサイトは会員登録が必要になりますが1000の間取りを見ることができます。基本的な間取りだけでなく、自分がこだわりたいポイント(収納が広めに欲しい・リビングに開放感欲しい)なども加えることができます。
③ユニバーサルホーム「1000のひらめき」
サイト:https://www.universalhome.co.jp/lineup/1000inspirations/
こちらのサイトでは間取りに併せてたくさんの外観を比較することができます。100の間取りと10の外観で合計1000パターンの中から選ぶことができます。室内だけでなく、外観も比較したい方にオススメです。
④アイフルホーム
サイト:https://www.web-housing.jp/index.html
こちらは、外観・プラン、色などを選択して、楽しんで自分たちの間取りを作ることができるWebサイトです。また構造的に綺麗で低価格で建てられる住宅も多く載っています。初めて家を作る方はまず試して見てはどうでしょうか?
まずは基本を押さえて快適な間取り選びを
今回紹介した間取りは、どれも基本的に押さえておくべきポイントが網羅されています。個性的でオリジナリティが高い家も素敵ですが、まずは「ずっと快適でいられる家」を優先して考えて見てはいかがでしょうか?
その中でご自身のこだわりをどんどん取り入れてゆくと良いと思います。ご参考になれば幸いです。